盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

現在の位置: ホーム > 今後の予定・活動報告 > これまでの活動 > 2020 > 石川との交流会

石川との交流会

本文開始

2月8日 石川との交流会

2月8日(土)の定例会には、石川盲ろう者友の会から盲ろう者3人と支援者5人、あわせて8人がいらっしゃいました。

会場全体の様子

はじめに、石川の友の会が受託している「金沢市盲ろう者生活訓練事業」について、話を聞きました。パソコンや点字を習得するためのコミュニケーション訓練、料理や掃除などを学ぶ家事管理訓練のほか、歩行・外出訓練などを実施しているそうです。65歳を過ぎてから点字を覚えた会員もいる、とのことでした。
富山でも、将来的にはぜひ実現させたい事業です。

その後は、交流会を行いました。盲ろう者のコミュニケーション手段は、人それぞれです。相手のコミュニケーション手段を学びながら、なんとか直接、会話しようと頑張ります。

手書き文字でのコミュニケーションの様子

こちらは、手書き文字での会話。相手の手のひらに文字を書きます。書く方は比較的簡単なのですが、受ける方は慣れないと読み取るのが難しく、何度か書き直してもらいました。

ローマ字式指文字でのコミュニケーションの様子

これは、ローマ字式の指文字での会話。相手の手のひらに、子音の指文字と母音の指文字を続けて書いて伝えます。富山の会員はローマ字式の指文字の体験は初めてで「指点字とは全く違う新鮮な体験でした」。

触手話でのコミュニケーションの様子

富山の友の会の九曜会長は、もともと視覚障害で難聴になりました。ふだんは音声通訳または指点字通訳を利用するのですが、この日は、頑張って覚えた手話単語を駆使して、触手話の会話を試みました。

参加者の記念写真

おしゃべりで盛り上がった交流会。「北陸三県の盲ろう者団体の交流会ができるといいね!」という話も出て、これから検討していくことになりました。

本文終了

powered by Quick Homepage Maker 4.27
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional