盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

現在の位置: ホーム > 今後の予定・活動報告 > これまでの活動 > 2012年度の活動 > 平成24年度盲ろう者向け通訳 ・介助員養成講習会の報告

平成24年度盲ろう者向け通訳 ・介助員養成講習会の報告

本文開始

 9月の毎週日曜日の5日間(29時間)、12講座を実施しました。5人の受講生はほとんど欠席することなく真摯に取り組まれ、全員無事修了されました。

 第5期生となります。このあと実習を重ね、平成26年4月から正式に通訳・介助員として派遣される予定です。

 先輩通訳・介助員のみなさま、同行の際はよろしくお願いします。

 5人の感想文を頂きました。

 通訳介助員研修を受講するまでは、盲ろう者という存在を全く知らずに過ごしていました。実際に2人の盲ろう者と接する機会を得、盲ろうという障害に関心を持ち、「指先で紡ぐ愛」などの本を読んだり、ホームページを見たりして、1ヶ月の受講中に盲ろうということに思いを巡らせていました。障害の特性に応じた通訳・介助を今回、さわりの部分を教えていただき、大変勉強になりました。今後も勉強を重ねて一人前の通訳・介助員になれるよう頑張りたいと思います。

 盲ろう者向け通訳介助員養成講習を受講し、沢山の事を学ばせて頂きました。盲ろう者疑似体験では、初めて盲ろう者として体験し、回りの状況も見えない様子も聞こえない、1人でいることが恐怖だということを身を持って学びました。そのことをふまえて、移動介助、通訳の講義を聞き、とても勉強になりました。1人でも多くの盲ろう者の力になれたらよいと思いました。

 今回、手話サークルの方で、講習会に参加してみませんかとお誘いを受けて、初めて盲ろうの九曜さん、小幡さんとコミュニケーションをとれた事は本当によい経験になりました。自分の名前だけは打てるようになりました。

 とにかく無我夢中、あれれ~と思う間に1日は過ぎ、そして5日間の講習が過ぎました。貴重な体験が出来て良かったです。思いやり、そして優しさ、それからテクニックが付くとよく分かりました。実習を体験して、とにかく「相手の身になる」ということ。しかしこれがいざ体験すると難しい、難しい・・・。でも先日、講師もおっしゃっていました。「習うより慣れる」講習の時の気持ちを忘れずにこれから頑張りたいと思います。

 盲ろう者の方の何か役に立つことが出来ればと通訳・介助員の養成講習を受講したのですが、実際には、とても大変で責任のある仕事だと気づかされました。受講中は、毎回毎回が初めて経験することばかりで楽しく受講出来る時もあれば、家に帰って、悩んでしまうこともありました。しかし、力強い5人の受講生の仲間と講師さんのおかげで無事終了出来たのがとても嬉しいです。この経験をぜひ生かしたいと思います。ありがとうございました。

本文終了

powered by Quick Homepage Maker 4.27
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional