設立5周年記念大会
富山盲ろう者友の会設立5周年記念大会に参加して
2014年6月8日(日曜日)に富山県聴覚障害者センターにおいて、富山盲ろう者友の会設立5周年記念大会が開催され、参加してきました。今回は、式典と映画と講演会が開催されました。
前日には、みやぎ盲ろう児・者友の会会長早坂洋子氏を迎え懇親会が「季の香」で開催され、14名が参加しました。懇親会では、楽しく地元の料理とおいしい日本酒を楽しみながら交流を深めました。記念式典ですが、会場は人が多く、いつもの友の会とは違って空気がぴりっとした緊張感に包まれていました。最初に、いろいろ来賓の挨拶などありましたが、聞きながら友の会が設立して5年経過したのだなと感じました。5年前発足したときも式典が開催されたことを思い出しました。挨拶の後、映画「生命(いのち)ことづけ―死亡率 2倍障害のある人たちの 3.11」を見ました。映画はとても重たく深刻な内容でした。もし、私たちが災害に襲われたらどうなるのかなとすごく気になりました。そして、災害の後の後遺症も大変だなと感じました。これから、災害があったときどう対処するか考えなくてはならないなとも感じました。
映画の後、早坂洋子さんの講演を聞きました。『見づらく、聞こえづらい世界―弱視難聴者として歩んだ人生』というタイトルでしたが、早坂さんの爽やかで明るい話し方がすごく印象に残りました。小さいころからいろいろ苦労され、努力され今まで頑張ってこられたのだなと感じました。
最後に、Yさんの閉会の挨拶がありましたが、すごく温かく印象に残りました。今回の記念式典は全体的に映画も素晴らしく、講演もみんなに元気と勇気を与えてくれ、素敵な2時間半でした。富山盲ろう者友の会が今後ますます発展することを心からお祈りしております。【U.J】
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