盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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第22回全国盲ろう者大会に参加して

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 平成25年8月23日(金)~25日(日)まで、「幕張メッセ国際会議場」(千葉県)にて第22回全国盲ろう者大会が開催され、富山からは5人が参加しました。

 私は夫(友の会の会員)と4歳になる息子と共に参加しました。23日は朝から富山は悪天候でした。空港に着くと搭乗予定の便が欠航となるかどうか定まらない状況で空港で3時間待機することになりました。なんとか、出航が決まり千葉に向かいましたが、開会式には間に合わず、夕方からの「歓迎パーティ」に少し遅れる形での参加となりました。パーティでは、東京での養成講習会の際に一緒だった方、数人にお会いして、楽しく歓談しながら、ホテルニューオータニの美味しい料理を堪能しました。子供と一緒だといろいろハプニングもあり、大会に専念することが難しい状況でしたが、第1分科会「盲ろう者の生の声を聞く」と第6分科会「より良い盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会講座について考える」に参加することが出来ました。

 第1分科会では盲ろう者の方のニーズを聴く事が出来ました。第6分科会では盲ろう者向け通訳・介助員養成カリキュラムについて学べましたし、各県の養成講習会の状況を知り、富山が抱える課題を他県も感じているのだと言う事が分かりました。県内の活動だけでは知る事が出来ない情報が大会に参加することにより得られ、モチベーションも上がるので、大会に参加する事は大切だと感じました。あと心に残ったのは、作品展示、販売コーナーで盲ろう者の皆さんが頑張って作った、作品を目にした事です。盲ろう者の方が作業所で作られた品でした。富山には盲ろう者の方が通える作業所などはありません。でも、お二人の女性の盲ろう者の方は器用な方々ですし、作品作りを通じて彼女たちの力が発揮できるのではないか?なんとなくひらめきました。ひらめきを形に変える事ができないか?今回の大会で強く感じた事でした。4歳の息子は天真爛漫で保育でもかなりのびのび~な感じではしゃいでましたが、「お母さん、いろんな人がいるんだね。お父さん。黄色い道は目の見えない人が歩くから荷物置いたらだめなんぜ。」と言っている姿を見て、彼なりに何かを掴んだのかしら?と夫と話しながら後半は観光をして楽しみました。【M.M】

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