指点字サークル
5月27日 指点字サークル
富山盲ろう者友の会では、月1回、指点字サークルを開いています。5/27(日)のサークルにも、盲ろう者2人を含む会員7人が参加しました。
指点字は、盲ろう者のコミュニケーション方法のひとつです。
考え方のもとになっているのは点字タイプライターです。点字タイプライターは6つのキーを押して点字を打ちます(点字は6つの点で構成されます)。点字タイプライターを打つように、盲ろう者の6本の指を通訳者が触って、情報を伝えるのです。指点字サークルでは、速く正確に伝えられるよう、技術を磨いています。
実は、指点字を受ける盲ろう者の側も練習が必要です。慣れるまでは、6本の指のうち、どの指とどの指が触れられているのか、それはどの点字なのか、とっさには分かりません。伝える側、伝えられる側ともに、練習が必要なのです。
この日は、指点字サークルの活動を盛んにしていくためにはどうすればよいか、話し合いました。指点字にまだ慣れていない盲ろう者のペースに合わせ、ゆっくりゆっくり会議を進めました。盲ろう者が参加できる場を作るのも、友の会の役割です。
指点字で通訳できる人は、まだまだ不足しています。友の会の会員でない方も、ぜひ一度、指点字サークルを見学に来てください。月によって、活動日や活動場所が異なりますので、事前に、連絡をいただけると幸いです。
連絡先はこちらをクリックしてください。
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