盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

文化の集い

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11月18日 文化の集い

イベントの様子

11月18日(日)、富山県聴覚障害者協会が主催する「第40回文化の集い」が開かれました。会場は、富山市障害者福祉プラザのホールです。講演、ダンス、手話コーラス、手話スピーチコンテスト、お楽しみ抽選会など、多彩な内容でした。
また、ホールの後ろには、手話サークルの活動を紹介したりNPO法人「大きな手小さな手」の作品を展示したりする場所が作られました。

富山盲ろう者友の会は、そこに指点字体験・相談コーナーを出しました。手話サークルの人などの関心が高く、休み時間に30人くらいがコーナーに来て、そのうち15人ほどがブリスタで点字を練習し、栞を作成しました。

ブリスタ打つ
栞
ブリスタ指導

講演の講師は、障害のある人も演劇を楽しめるようにしようと活動している「NPO法人シアター・アクセシビリティー・ネットワーク」(TA-net)代表の廣川麻子さんでした。舞台の上に手話通訳が立って台詞を手話化する方法から、眼鏡の視野の中に字幕を投影する最新鋭の方法まで、ろう者が演劇を楽しめるようにするための、様々な方法を紹介しました。

講演する廣川さん

質疑応答のとき、聴覚障害者協会理事長の石倉さんが、「盲ろう者が演劇を楽しめるようにするための取り組み」について、質問してくださいました。廣川さんの回答は、「TA-netのメンバーに、今年から盲ろう者が入った。演劇の好きな通訳者も加わって、研究会を開いている。取り組みは始まったばかりだが、3,4年かけて、どんな支援が必要か、成果を出したい」ということでした。盲ろう者の楽しみが増えることが期待されます。

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