石川との交流会
2月8日 石川との交流会
2月8日(土)の定例会には、石川盲ろう者友の会から盲ろう者3人と支援者5人、あわせて8人がいらっしゃいました。
はじめに、石川の友の会が受託している「金沢市盲ろう者生活訓練事業」について、話を聞きました。パソコンや点字を習得するためのコミュニケーション訓練、料理や掃除などを学ぶ家事管理訓練のほか、歩行・外出訓練などを実施しているそうです。65歳を過ぎてから点字を覚えた会員もいる、とのことでした。
富山でも、将来的にはぜひ実現させたい事業です。
その後は、交流会を行いました。盲ろう者のコミュニケーション手段は、人それぞれです。相手のコミュニケーション手段を学びながら、なんとか直接、会話しようと頑張ります。
こちらは、手書き文字での会話。相手の手のひらに文字を書きます。書く方は比較的簡単なのですが、受ける方は慣れないと読み取るのが難しく、何度か書き直してもらいました。
これは、ローマ字式の指文字での会話。相手の手のひらに、子音の指文字と母音の指文字を続けて書いて伝えます。富山の会員はローマ字式の指文字の体験は初めてで「指点字とは全く違う新鮮な体験でした」。
富山の友の会の九曜会長は、もともと視覚障害で難聴になりました。ふだんは音声通訳または指点字通訳を利用するのですが、この日は、頑張って覚えた手話単語を駆使して、触手話の会話を試みました。
おしゃべりで盛り上がった交流会。「北陸三県の盲ろう者団体の交流会ができるといいね!」という話も出て、これから検討していくことになりました。
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