盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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触手話を学ぼう

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12月18日 触手話を学ぼう

会場の様子

12月18日(土)の定例会は、石川盲ろう者友の会の宮永 聖明(しょうみょう)会長においでいただき、触手話の講演と体験会をお願いしました。富山の友の会には現在、触手話をふだんから使う会員はいませんが、手話を使う弱視会員と支援者は、将来にわたってスムースにコミュニケーションできるよう、触手話を学んでいきたいと考えています。

講演する宮永さん

宮永さんは3歳頃に失聴。40歳くらいのときから、だんだんと視力が悪くなって見えなくなってきたそうです。勤めていた会社を辞め、石川盲ろう者友の会設立準備会(当時)に行ってみて、はじめて盲ろう者のコミュニケーション手段があると知りました。「触手話にだんだんと慣れていって、世界が広がったという感じがしました。それ以前は、本当に見えなくなったという苦しい気持ち、悶々とした気持ちでいましたけれども」。
宮永さんは65歳になってから点字の練習も始めたそうです。

宮永さんと会員が触手話で会話

講演のあとは、触手話で宮永さんと話す体験をしました。
手話が堪能な人も触手話は難しいと考えがちですが、宮永さんは、「最初は通じないときもありますが、そのときは手書きで確認したり、「もう1回やって」と言って、ゆっくり表してもらったりすれば、少しずつわかるようになっていきます。慣れていきます」とおっしゃっていました。

石川の友の会のみなさん、大雪の中をおいでいただき、ありがとうございました。これからも、いろいろと学ばせていただきたいと思っています。

参加者の集合写真

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