盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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会長挨拶

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多くの皆様のご協力をいただいて、このたび富山盲ろう者友の会のホームページを立ち上げることができました。

このホームページでは、会の活動のことのみではなく、ホームページを読まれた方が盲ろう者について知っていただけるよう、盲ろう者とはどのような人たちなのか、また盲ろう者への通訳・介助方法についても記載しております。盲ろう者についてはまだまだ一般に知られておらず、また盲ろうになった経緯やコミュニケーション方法の多様性から正しく理解されなかったり、間違った情報が報道されたりすることが少なくありません。そのような誤解を少しでも解消したいという目的から、本ホームページではできるだけ具体的に記載しております。

さて、盲ろう者にとってパソコンやインターネットは大変重要な役割を果たします。テレビやラジオ、新聞、電話といったようなメディアは、視覚・聴覚を用いるメディアのため、盲ろう者には利用しにくいからです。パソコンも一般的には画面を目で見て操作するため視覚を活用するメディアだと思われがちですが、テキスト情報はいろいろな形態への変換が可能なので、音声や点字に変換することが可能です。これにより、盲ろう者であってもパソコンを使いインターネットからの情報を入手したり、メールでコミュニケーションを行うことが可能になります。これまで通訳・介助者を介さなければコミュニケーションが難しかった盲ろう者が、パソコンを活用することで直接他人とのコミュニケーションが可能になるのです。

一方、世間ではWeb2.0という言葉に代表されるように、ホームページを単に見るのではなく、情報発信のメディアとして活用するメディアへと変化してきています。その代表として、ブログやSNS、ツイッターといったサービスが人気を集めています。これから盲ろう者も単に情報を入手するだけではなく、このようなメディアを活用し他人とコミュニケーションを図ったり、盲ろう者の側から情報発信していく必要があるのではないかと感じています。そのためにも、そういったメディアが盲ろう者にとっても使いやすいメディアであってほしいと願っております。

以上、簡単ではありますが、挨拶と替えさせていただきます。

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