編集後記
編集後記
各県に遅れ、ようやく富山でも第1号会報を全国に向けて発信することとなりました。私たちにとっては非常に喜ばしいことです。情報交換をすることで、盲ろう者福祉がさらに向上するのではないかと期待しています。
数年前でした。全国盲ろう者向け通訳・介助者養成講習会を終了した有志が集まり、懇談してきました。当時は盲ろう者本人はいませんでした。平成20年6月13日に、盲ろう当事者の九曜さんが発起人になり「富山盲ろう者友の会」が設立され、会員・賛助会員も20名を超えました。
昨年より盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業が富山県でも始まり、1年目を迎えます。県内で登録されている盲ろう者は2名。少ない人数ですが、支援する側も受ける側にも非常に大切な制度だと確信します。初心を忘れず活動に励もうと思っています。家に閉じこもりがちな盲ろう者の社会参加が実現することを祈ってやみません。
設立間もない団体ですが、これからもご指導をよろしくお願い致します。
富山盲ろう者友の会 事務局長
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