盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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「梅木久代さん好彦さんご夫妻に感激」

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「梅木久代さん好彦さんご夫妻に感激」―富山盲ろう者友の会設立記念大会

 9月12日(土)1時半より、県聴覚障害者センターで設立記念大会を開催しました。友の会を設立して3ヶ月後の記念大会でしたが50人もの参加者があり、県障害福祉課からお忙しい中、鈴木係長さんが参加されお祝いの言葉をいただきました。また、県聴覚障害者協会、県手話通訳問題研究会からもお祝いのご挨拶をいただきました。
 九曜会長の挨拶の後、京都盲ろう者ほほえみの会を設立された、元会長の梅木久代さんが講演をされました。
 『私が歩んできた道―見えなくても聞こえなくても』のテーマで、通訳はご主人の好彦さんがされました。
 久代さんは2歳の時、高熱のためまったく聞こえなくなり、ろう学校に入り高等部を卒業されました。聴者の男性と結婚し、男の子二人を育てられましたが、視力の低下が進み35歳で離婚し苦労されたそうです。
 ほとんど見えなくなったため点字を習得したのち、大阪盲ろう者友の会の活動で触手話を知り、明るさを取り戻されました。その後、盲ろう者友の会がなかった京都に引っ越し、盲ろう者交流会を開き、知り合った梅木好彦さんと結婚。
 京都の田舎で暮らし始め、京都盲ろう者ほほえみの会を設立。会場が遠く参加しにくいため、京都北部盲ろう者たんぽぽの会を設立し、会長を務めています。
 好彦さんとの出会いや、人間として当たり前に生きる積極的な姿に感動しました。富山の活動を盛り上げていこうと、みんなの機運を高めることができたように思えました。
 石川県盲ろう者友の会の皆さんも参加され大いに励まされました。


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