盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

ロービジョン相談会

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10月21日 ロービジョン相談会(砺波市)

相談会看板と部屋の様子

10月21月(日)10:00~16:00まで、砺波市で行われた「見えない・見えにくい人のための生活便利グッズ展示&相談会」(ロービジョン相談会)に参加しました。会場のチューリップ四季彩館には、年中チューリップが咲いているそうで、黄色やピンクのチューリップも見ることができました。

wallet

「盲ろう者友の会」のブースでは、会長(盲ろう者)が持参した「紙幣の種類ややICカードの残高を知らせてくれる装置」(商品名『Wallet』)に人気が集まりました。装置にお札を入れると「千円」「一万円」と音声で読み上げてくれます。振動の回数でも、お札の種類を知ることができます。また、ICカードを入れれば、チャージ残高も読み上げてくれます(すべてのカードに対応しているわけではないようです)。業者の方々や、視覚総合支援学校の先生方が次々と来て、会長の説明に耳を傾けいました。

ブリスタ

ブリスタ(点字タイプライター)体験をしたのは、4人でした。10月20日(土)の「富山県民ボランティア・NPO大会」に参加したときには、38人が友の会のコーナーを訪れてくださり、栞作り(点字で自分の名前を作成→会長に読んでもらう→栞の台紙に貼る→盲導犬やパンダのシールを貼って完成)の台紙をあわてて補充したくらいでしたので、今回はちょっと残念でした。

ほかのコーナーには、物を拡大して見る道具や、音で知らせてくれるタイマーなど、生活便利グッズがたくさん展示されていました。中には、視覚障害者が楽しめるようにしたオセロもありました。白石と黒石の区別は、触ればわかります。また、盤のます目の中を押すと、白石と黒石が順番に現れます。手や袖が振れて石が動いてしまうことを防ぐ工夫です。小学5年生が歴代最年少で優秀し話題になった世界オセロ選手権。「視覚障害者オセロ世界選手権があるとおもしろいなあ」という声も聞かれました。

ルーペの数々
オセロ全体
オセロの石の操作

次回の「見えない・見えにくい人のための生活便利グッズ展示&相談会」は、3月17日(日)に 富山県民会館で開催する予定です。

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