盲ろう者の東海北陸会議
盲ろう者の東海北陸会議
目と耳の両方に障害がある「盲ろう者」のうち、東海・北陸地方の友の会の代表が集まる会議が17日、富山市で開かれました。
この会議は孤立しがちな盲ろう者の社会参加に向けた支援について考えようと開かれたもので、友の会がない福井県を除く東海・北陸地方などの盲ろう者あわせて8人が参加しました。
はじめに「富山盲ろう者友の会」の会長の九曜弘次郎さんが富山では友の会に盲ろう者が自分を含めて2人しかいないので他の県の取り組みを参考にしたいとアドバイスを求めました。
これに対してそれぞれの盲ろう者が活動を紹介するパンフレットを市役所や福祉施設に置いたり講演会を開いたりして活動をPRしていることを報告しました。
その一方で、盲ろう者を把握しようとしても個人情報の保護の観点から情報が入らないという課題も指摘されました。
こうした課題については来年8月に静岡県で開かれる盲ろう者友の会の全国大会でも話し合われる予定です。
10月17日 12時29分
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