盲ろう者とは目と耳両方に障害のある人のことをいいます。
富山盲ろう者友の会では、盲ろう者とその支援者の交流・支援活動を行っています。

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会長挨拶、ブロック会議の報告

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会長挨拶 & ブロック会議の報告

九曜 弘次郎

 前号の会報の発行のときにはずいぶん暑かったのに、10月の下旬を過ぎてから急に寒くなりましたね。皆さん体調はいかがですか?これからいよいよ本格的な冬を迎えます。風邪などひかれませんようご注意ください。
 10月16日・17日に、サンシップにおいて「全国盲ろう者団体代表者会議(東海・北陸地区ブロック会議)」が開かれました。ブロック委員が都合で欠席されることになり、急遽司会を担当することになり大変でした。皆さんのご協力で無事終えることができました。ありがとうございました。
 では、ブロック会議の報告をさせていただきます。会議には、富山、石川、岐阜、静岡、愛知、三重の盲ろう者友の会の代表者、及びその通訳者、オブザーバーが参加して行われました。17日には全国盲ろう者協会職員の村岡さんも参加され、来年の全国大会について話し合いました。
 ブロック会を作り、東海・北陸地区の盲ろう者同士が交流を深め、お互いに協力していくことが確認されました。今後、東海・北陸地区盲ろう者交流会が開かれることになると思います。
 次に、盲ろう者の掘り起こし活動について。富山は現在、友の会に加入している盲ろう者が2人です。なかなか増えないので、どのようにすれば盲ろう者を発掘することができるか、他県の盲ろう者団体の方々からアドバイスをいただきました。
 パンフレットを作って配布する
 交流会や盲ろう者に関する講演会を開く
 盲学校、聾学校との連携、横の繋がりが大事
などのご意見がありました。また、
 視覚障害者協会では聞こえなくなってきた人、聴覚障害者協会では見えなくなってきた人を、適切にサポートすることはできない。その意味で、盲ろう者友の会は社会的役割がある
との助言も出され、盲ろう者友の会の社会的役割についても改めて確認することができました。NHKの取材もあり、ニュースで取り上げていただきました。 → NHKの記事
 第21回全国盲ろう者大会について。来年の大会は2011年8月26日(金)~28日(日)、静岡県浜松市の浜名湖ロイヤルホテルで行われます。主催は全国盲ろう者協会、実行委員として全国盲ろう者団体連絡協議会、及び東海・北陸地区の盲ろう者友の会が協力して行います。
 ということは、富山も実行委員に入るということです!!皆さんにも協力をお願いするかもしれませんので、よろしくお願いします。そして是非来年の全国大会に参加してください。
 盲ろう者にとってとても大切な、通訳・介助員派遣事業の問題点についても話し合いました。現在は都道府県単位で行われていますが、内容や謝金単価等が地域によって異なります。そのため県外へ行ったときに通訳が受けられなかったり、差額を負担させられたりと問題が生じます。これらをどのように解決していけばいいのか話し合いました。
 結論としては、全国盲ろう者協会が11月27日~28日、神戸市内で行う「コーディネータ連絡会」で、取り上げていただくことになりました。
 以上、簡単ですがブロック会議の報告をさせていただきました。
 それでは、今回も会報をお楽しみください。


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